No easy way out

自分の仕事をなぜしているのかと訊かれて、あるいは自分で考えてみて、簡単に答えられる人は、まずいないだろう。

 

 

 

成功したと見られている人が、「金が欲しいからさ」などとはぐらかす場合は別として。

 

 

 

収入だけが目的で働かなくてはならないことがあるのは現実でも、たいていは、どんな仕事にも何かおもしろい事、楽しい事があるからこそ働けるので、そうでなければ仕事自体がうまくいかないばかりか、生活そのもの、その人の人間そのものが荒れてくるだろう。

 

 

 

厳密に言って好きだから、おもしろいからというので何かの仕事をしている人があまりにも少ないとすれば、それは幸福な社会あるいは文化ではない。

 

 

 

一方では、どんな仕事にもつねに工夫の余地があるもので、優れた人は仕事を問わず何か楽しみを見出すという視点を忘れない。

 

 

 

どんな仕事にも、やや冷淡的なことを言うなら、少なくとも人生の意味とか自分の価値とかを考えたりする不幸を忘れさせる効用があるのだ。

 

 

 

しかし仕事をしているときは、だれもその意味など考えてはいない。

 

 

 

それが仕事に打ち込むということであり、そこにはむろん危険が潜んでいるのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

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